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フランスの化粧品メーカーとして有名なL’Oréal (ロレアル)。
2023年4月3日、該社が日本でも有名なスキンケアブランド「Aēsop(イソップ)」を買収することが発表されました。
この大手化粧品ブランドの合一は、業界でも注目を集めています。
今回はフランスの経済誌「Capital」で紹介された記事を元に、L’Oréal (ロレアル)によるAēsop(イソップ)買収のニュースについてご説明いたします。
L’Oréal (ロレアル)×Aēsop(イソップ)
「L’Oréal (ロレアル)」は、オーストラリアの高級化粧品ブランド「Aēsop(イソップ)」を企業価値25億2500万ドルで買収する契約をNatura &Coと締結したと発表しました。
2022年の売上高として5億3700万ドルを記録したAēsop(イソップ)。同ブランドは、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、アジアの約400の専売店で販売されています。コロナにより増加したオンライン消費とアジア経済の回復が後押しとなり、2020年第4四半期(10~12月)の売上高は前年同期比62.1%の純増、EC事業は同190%と大幅な成長を記録しました。2022年には中国でも一号店をオープンし、大きな存在感を示しています。
日本ではイソップジャパンにより1997年より展開を開始。全国で直営店を含め約50店舗にまで規模を拡大させています。
1987年に設立されたAēsopは、スキン、ヘア、ボディの製品で世界的に認知されているといっても過言ではないでしょう。
L’Oréal (ロレアル)の見解
L’Oréal (ロレアル)・グループの最高経営責任者であるニコラ・ヒエロニムスは、今回の買収に関して以下のようなコメントを発表しています。
「Aēsop(イソップ)の顧客数は現在右肩上がり。該社はそこから大きな利益を得ています。
該社には、特に中国とトラベルリテールにおいて大きな成長の可能性を見出しており、ロレアルとしてはその可能性の拡大に貢献していく所存です。」
Natura &Coは、「この買収は従来通り特定の規制当局の承認を条件とし、2023年第3四半期に完了する」と述べており、買収金額の支払いは電子上で行われる予定です。
植物由来の成分やサステナビリティを重視したヴィーガンの製品などで名を馳せるAēsop(イソップ)。
今後どのように事業を展開させていくのか、目が離せません。
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