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フランスは日本に次いで世界で二番目に漫画・アニメを消費している国として有名です。
今日は、フランス(パリ)在住の私が感じるフランス人の日本文化愛を皆さんに共有できればと思います。
漫画コーナー@書店
近年、書店における漫画コーナーは拡大しています。
フランスでの漫画人気を象徴している現象ですね。
また、最近では駅構内などにあるキオスク・ルレ(RELAY)でも当たり前のように漫画が売られています。
メトロやTGV(新幹線)など電車内で漫画を読んでいる人も多くなってきていることからも、フランス人の漫画愛を見て取れますね。
日本文化イベント
フランスでは、日本文化を題材にしたイベントが目白押し。
Japan Expo
その中でも最上級のイベントを誇るのが、毎年7月に開催されるJapan Expoです。
来場者数は右肩上がりに上昇中で、2022年は254,000人を超えました。
今年も7月13日~16日にかけて開催予定。
「シティハンター」などで有名な漫画家の北条司氏が招待されるなど既に注目を集めいています。
また、目玉イベントとして漫画家コンクールが開催される予定で、その主催には楽天kobo*も含まれています。
*楽天kobo:楽天が運営する電子書籍を提供するサービス
Paris Manga
パリで年2回開催されている漫画メインのイベントで、来場者数は56,000人を超えます。
Japan Expoには及ばないものの、日本をテーマにしたイベントの中では規模は大きく、盛り上がりを見せています。
アングレーム国際漫画祭
フランス南西部に位置するアングレーム市が開催しているヨーロッパ最大級のバンド・デシネのイベント。
フランスで最も古い漫画関連のイベントで「漫画界におけるカンヌ」とも呼ばれています。
2019年には、「うる星やつら」などで有名な高橋留美子氏がグランプリを受賞し、日本でも話題になりました。
電子書籍アプリ:ピッコマ
上記で紹介した楽天koboに加え、忘れてはならなないのがピッコマ。
2022年3月よりフランスで正式にサービスを開始し、人気を博しています。
街中でも、ピッコマを宣伝する大きなポスターをよく見かけるようになりました。
まとめ
今年4月、高橋留美子氏が芸術文化勲章シュヴァリエに叙されるなど、「漫画・アニメ」は日仏間の文化交流で大きな役割を果たしています。
今後、市場がどのように成長していくのか目が離せません。
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