【フランス販路開拓最新情報】日本の技術でパリを”創る”③

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「グラン・パリ(La Métropole du Grand Paris)」計画特集第3回の今回は、建設現場で活躍する「重機」についてお話ししていきます。
(概要等を説明している初回はこちら)

フランスでも抜群の存在感を誇る日本企業:日立建機

フランスの土木・建築業界でもその存在感を示している日立建機。
その日立建機が今年2月、フランスの販売代理店になっているコベマットの買収を発表しました。(*1)
日立建機の欧州子会社が全株式を取得し、「日立建機フランス」に社名を変更する見通しです。

日立建機ヨーロッパ取締役社長の池田孝美と コベマット社オーナーXavier Beaulieu(グザビエ・ボーリュ)

海外で活躍する日本の重機

日立やコマツと比肩して、中京重機も海外で活躍を見せています。(*2)
彼らの目玉商品は「自走式土質改良機」。

コマツの目玉商品:「自走式土質改良機」

(中京重機公式HPより)

日本では主に湾岸・河川の浚渫(しゅんせつ)工事や高速道路の工事で使用されます。
掘り出した状態では軟らかい土砂、そこに固化材を加え固くした土を埋め立てや盛り土に再利用するのです。
海外に目を向けると、韓国の住宅造成工事の現場や、オーストラリアやカナダでの汚染土壌の改良に利用されており、イギリスでの販売実績もあるとのこと。
今後の市場規模拡大に期待が寄せられています。

外国人も殺到する中古重機即売会

千葉県山武市で開催された日本製重機(中古)の即売会。メンテナンスの行き届いた中古重機は「ユーズド・イン・ジャパン」と価値を発揮し、時には新品よりも高値で売買されます。
今回の即売会には日本各地からだけでなく世界からも多数参加。約4割は外国人でした。(*3)
総売上は約29億円で、当初の予想の約1.5倍ということです。
重機イメージイラスト

まとめ

新品でも中古でもその品質の高さが世界から認められている日本の重機。
パリ大都市化計画でもその力を発揮できるのではないでしょうか。

 

 

*1:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC135RQ0T10C23A2000000/
*2:https://blog.chukyo-juki.co.jp/blog/popularity-of-japanese-mobile-soil-improvement-machine-in-korea-and-australia-0
*3:https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000295375.html?display=full

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ゆい

FPMCフランススタッフ。
神戸大学文学部人文学科・社会学専修卒。
ヨーロッパ(フランス)への販路開拓営業やコンサルタント業、展示会通訳やアテンド業務に従事。
パリ在住2年目。兵庫県姫路市出身。

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