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ヨーロッパへの海外販路開拓、FPMCがサポートいたします!
「フランスのトイレをイメージしてください」と言われたとき、皆さんはどのようなトイレを思い浮かべますか。
日本のそれとは正反対の『暗い・汚い・臭い』、最悪の3Kを連想される方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、今フランスでも日本のようなトイレに注目が集まり始めています。
今回はフランスにおけるトイレビジネスの可能性についてお話ししていきたいと思います。
快適なトイレへの憧れ
近年、新型コロナウイルスの流行に伴い、フランス人の衛生に対する意識も変りつつあります。
そんな中、注目を集めているのが日本のウォッシュレット機能付きトイレ。
日本を旅行した外国(フランス)人が「トイレの快適さ」を賞賛するケースも多く、YoutubeやInstagramなどのSNSでその感動をシェアする人も少なくありません。
日本に住んだ経験がある人は尚更。値段が高くても自宅に取り付ける人もいるようです。(*1)
ウォシュレットをヨーロッパ(フランス)で見かけない理由
ヨーロッパでウォッシュレットが広まらない理由は3つほど考えられます。(*2)
1. 現地トイレメーカーの競争
→ウォッシュレット機能を持たないトイレを販売する会社が大手として市場の大部分を占めている。
2. トイレとお風呂が一体化
→電源コンセントの位置が部屋の上部に
3. 住宅の新築はレアケース
→新しく電源を引くなど特別な工事には時間もお金もかかる
このような事実から、日本のメーカーがフランスに進出することは難しいとされてきました。
エコトイレシステム「BOKU」
パリのスタートアップ事業によって開発されたこのシステム。
備え付けの水栓につなぎ水圧だけで動く仕組みになっており、これにより水だけでなく電気の節約にもなるとのこと。
フランスの20minutes紙によると2021年12月14日から1月28日まで行われたクラウドファンディングにおいて、目標の50件を大きく上回り、予約件数は4,000に達したとのことです。
このことから、「BOKU」への注目度の高さも伺えます。
最後に
このように現在フランスでは。日本のトイレからインスピレーションを受けた商品が大きな注目を集めています。
日本メーカーのフランス進出、今がチャンスではないでしょうか。
*1:https://www.designstoriesinc.com/europe/washlet/
*2:https://dime.jp/genre/598899/
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