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(本記事は【海外販路開拓:フランス最新情報】「環境への配慮」はもう当たり前!?-ビジネスにおいても重要となるフランス人の環境意識とは?①-の参照記事となっております。先に上記記事を読んでいただくことをオススメします。)
毎年様々な展示会が開催されるパリ。
中でも建築資材や建築技術の展示会として注目を集めいているのが「Batimat」です。
今回はJETROによるレポートを参考に、「Batimat」についてお話ししていきたいと思います。
Batimat(バティマット)とは
Batimat(バティマット)欧州差大規模の建築見本市のことで、2022年10月3日~6日にかけてパリ南西部に位置するポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場にて開催されました。
隔年で開催されていましたが、コロナウイルス蔓延の影響により2021年は中止に。
約3年ぶりの開催となった昨年は大盛況だった様子。
コロナ前の2019年に比べ来場者数は約15%の上昇、出展企業数は1720でその約45%は新規出展だったようです。(*1)
事務局長のギヨーム・ロワゾー氏も「パンデミック後、(来場者数で)欧州で二桁の成長を遂げている見本市は他にない」とコメントを残しています。
Batimat2022
60年以上の歴史を誇るBatimat(バティマット)。
2022年は以下4つのテーマを持って開催されました。
・気候と環境の保護
・2050年の住みやすい街作り
・(建築関連)職の価値化
・方法の転換
来訪者者たちの注目は、なんといっても「RE2020」。(詳しくはこちらをご参照ください。)
2020年に新しく導入されたこの環境規制に対して、各出展者たちがどのようなソリューションを提示できるかに関心が集まっていました。
また、JETROによるトレンド調査によると今回のカギは「脱炭素化」と「省人化」への貢献とのこと。(*3)
水とセメントで製造した木質コンクリートなどの脱炭素社会を目指したソリューションや協働塗装ロボットなどの労働力不足解消の工法がとりわけ注目を集めていたようです。
さいごに
次回のバティマットは来年、2024年の9月30日から10月3日にポルト・ド・ヴェルサイユにて開催が予定されています。
環境規制に適応した新たなソリューションの提案に期待が寄せられています。
*1:https://www.batimat.com/fr-fr.html
*2:https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/10/3622ac96a4f9466f.html
*3:https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2023/8dd03f12e614fa31.html
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